ESGreen-NEO
独特な構造を有した断熱植栽ボード(ビーズ法発泡ポリスチレン成型ボード)を利用した、外断熱の屋上緑化システムです。
KaiSui屋上外断熱+緑化システム
『平成22年度やまぐちエコ市場プロジェクト調査費補助金事業成果品
(山口県環境生活部廃棄物・リサイクル対策課)』
『山口県産省エネ・グリーン化製品 登録製品』
今までにない、芝本来のしたたかに生き抜く力を活用し、省管理性を実現!
他の緑化にない外断熱効果で通年省エネ効果大!
見る緑化から使える緑化へ(資産価値向上)!
特殊構造で軽量化を実現、さらに安価に!
特徴
安価・軽量
○植栽基盤湿潤時重量約48㎏/㎡(業界最軽量レベル)。
省管理
○特殊な基盤構造(芝の馴化※・ 均整化現象を利用)で大幅なメンテナンス軽減を実現。
《当社製品比30~50%軽減》
軽歩行強度(座って、歩いて、遊べる)
○ESGボードに使用しているビーズ法ポリスチレンフォームは建築物・外構のかさ上げ材として使用されており、材料の軽量性・圧縮性・耐水性および加工性に優れています。(自己消化性グレード)
○圧縮強さは12×104N/㎡(12×103㎏f/㎡)以上(40倍発泡)。
防水層寿命の大幅延長
○防水層の劣化進行を半永久的に抑止(劣化要因の解消)。
高い省エネ効果・居住性向上
○次世代省エネ基準(屋根又は天井/Ⅳ地域)を超える高い温熱環境改善効果。
(熱貫流抵抗R=約2.5/湿潤時)
特殊構造(嵌合方法、耐根塗装)による高い耐根性能
○ESGボードの嵌合構造は、草本類の根の重力屈性理論(実案登録)と実証試験により裏付けされた、確かな防根性能を発揮し、防水層を保護します。
○植物根に接する面に耐根被膜を設けることで、ボード(発泡体)への根の喰い込みを防止します。
※馴化・・・生物の季節変化、高地移動などの際に新しい環境ストレスに対応するのに数日から数週間、数年を経て、ストレス対応体系や、矮化(節間や葉などが縮小化しストレスに対応)する適応能力のことで、ESGreen-NEOでは、様々な形状の研究の末、他の方法では難しい、画期的とも言える、メンテナンスの大巾削減(刈込み回数低下や、耐病性向上など)と長期安定生育を実現することに成功し、実証確認済み。
【特許:日本特許第6119093号、実用新案登録済】
システム構成
Option:樹木用各種コンテナ、花・野菜・強根植物用プランター、デッキ材、パーゴラ、遊具 他
標準断面図
標準仕様
(強根植物は別途オプションとしてプランター、コンテナ等に植栽) |
|
ほふく型芝の場合、活着連結後は端部固定のみで充分 |
|
発泡成形品の上面、側面に耐久性平滑を施し、防根性及び耐久性向上 |
|
施工手順
技術特長
茎の伸長抑制効果
<考察>
従来工法の均厚土壌区に比べ、葉の伸びは半分程度に抑えられており、成長点高さも低く、メンテナンスは1/3程度まで軽減できる。 |
耐根性評価
<考察>
ESGreen-NEO では強固な耐久性被膜により、強雑草のタンポポ等の直根も入っておらず、ササ、タケ類等の強根性草本類を除いた一般的な草本類の根についての耐根性は評価できると考えられる。 |
専用土壌「ESGソイル」
「ESGソイル」は難分解性の杉・桧樹皮発酵処理材と保水性火山砂礫を主成分としています。
<杉・桧樹皮発酵処理材>
杉・桧樹皮発酵処理材は難分解性であるため、徐々に徐々に分解しつつ、植物の生存に必要な最低限の養分と腐植を放出し、長期にわたり芝の健全性をサポートします。
<保水性火山砂礫>
保水性火山砂礫は適度な保水・透水性、通気性を与えると共に、弱い殺菌性を有し病害を抑制し踏圧に対する抵抗性を与えています。
(防水層上の排水構造及び蒸発空間部により、防水層の排水は良好且つ、常時湿潤を防ぎ防水層の水潤劣化も防止し、防水層への常時静水圧もかからない) (防水層劣化要因の殆どを封殺、光、高熱、土壌内化学成分、昼夜熱伸縮、凍結融解、物理的外力、水膨潤根茎による損傷への対応) |
排水性能
「屋上外断熱緑化システム」の熱的特性
外断熱システムが省エネ効果、Co2削減を実現。芝が冷却。
・・・ハイブリッド効果で地球温暖化に貢献できる! 昼夜温度差が少なく、防水層、躯体保護にも有効
仕様:保護コンクリート 製品:KAISUI外断熱緑化(ESGreen-Rf) 断熱材30mm |
設計仕様
当屋上外断熱緑化システムは重量が50kg以下と既存建物へも対応可能なように軽量化を測っています。耐風性・耐荷重・耐根性全てに高い性能を持っています。 |
ESGrenn-NEO標準断面図
次世代省エネルギー基準を越える断熱性能を誇る屋上緑化システムです。
特殊成型断熱ボードを使用しています。
縦引ドレイン廻り詳細図
縦引ドレイン(押えコン)廻り詳細図
④横引ドレイン廻り詳細図
PDF形式のファイルをご覧になるには、Adobe Acrobat® Reader®が必要です。
Acrobat Reader及びAcrobatのロゴマークはAdobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)の登録商標です。