ESGreenーRf
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次世代省エネ基準(屋根又は天井)に対応する緑化工法KAISUI屋上外断熱緑化システム
屋上外断熱のコンセプト
地球環境技術賞受賞
屋上外断熱緑化システムは海水化学工業が開発した植物を使用した省エネルギーシステムです。植物を扱う高度な技術を必要とせず、通常の設置作業において十分お取り扱いが可能です。 また、植物にとって最低限のメンテナンス管理で緑化が可能になりました。 |
優れている特徴
システム構成
3種類のマット(ボード)を組み合わせるだけの簡単設置により「ワン・ツー・スリー」で出来上がります。
また15年以上の安定生育が可能です。
KaiSui式屋上外断熱緑化システムの使用により、芝の蒸散効果による屋上冷房効果と防根断熱ボードの使用による外断熱効果及び屋上面緩衝効果が期待できます。
防水層保護効果
屋上の防水層は経年劣化が起こります。 一般的に押さえコンクリートアスファルト防水では17年、露出ウレタン防水は10年が寿命だと言われています。屋上防水劣化の原因は「温度劣化(温度ストレス劣化)」「機械的損傷(歩行ストレス劣化)」「化学的劣化(紫外線劣化)」などが原因です。 |
温度劣化からの保護
屋上面は夏季には50度以上、冬季にはマイナス温度と過酷な条件下に置かれています。
また、日中でも昼夜間で最大30度前後の温度差が起きます。屋上面のコンクリートが膨縮小し劣化の原因となります。
当社の屋上外断熱緑化システムは、芝の除熱効果・防根断熱層により、夏季にも温度変化は5℃程度であり従来の屋上緑化システムと比較しても屋上防水層に与える負担は半分以下と少なくなっています。
機械的損傷からの保護
通常屋上面に荷重(人間の移動や装飾物の設置)が加わると屋上防水面は機械的なストレスを受けます。
屋上緑化をすることにより植物層(芝の場合)が荷重を分散してくれます。これにより屋上の機械的ストレスから防水層を保護します。
当社の屋上外断熱システムにおいては、防根断熱層の設置により芝上にかかる荷重を分散化することが可能です。
一般的な屋上緑化システムと比較して屋上防水面にかかる集中荷重は減少します。
化学的劣化からの保護
屋上面には太陽の紫外線によって常に紫外線劣化が起こり、屋上防水層の劣化の主要因となっています。
また酸性雨などによる防水劣化も確認されており、気象条件の変化・施工地域等の条件により防水層の劣化スピードが決まります。
屋上緑化の施工によって屋上面を紫外線や酸性雨などから保護することが可能です。
当社の屋上外断熱システムは紫外線からの防水層の保護はもちろんの事、雨水の排水も防根断熱層の表裏の2箇所から排水を想定しています。
省エネルギー効果
屋上面は太陽日射熱により常に加熱されています。当社システムを用いることにより、日射熱を緩和することができます。 |
屋上の熱移動の模式図
屋上外断熱緑化システム温度変化データ
測定場所:山口県セミナーパーク 測定期間:平成19年7月~平成20年10月 測定内容:屋上外断熱緑化の有無による階下の温度変化 |
■夏期温度変化
平成19年8月16日 最高気温33.7℃
■冬期温度変化
平成20年1月3日 最低気温-1.0℃
実績結果
当社の屋上外断熱緑化システムにより夏期においては室温が2.5℃下がり、冬期においては室温が3℃上がることが確認されました。
施工方法
屋上外断熱緑化システム施工方法は、屋上に3種類のマット・ボードを設置するだけの簡単工法です。 簡略化された作業なので安全かつ工期も短く済みます。 |
屋上外断熱緑化システム施工手順
3週間後の様子
夏季は3週間程度できれいな芝面が出来ます。芝面の使用開始には1~2ヶ月程度の養生期間が必要になります。
設計仕様
屋上外断熱緑化システムは重量が90kgと既存建物へも対応可能な商品です。 耐風性・耐荷重・耐根性全てに高い性能を持っています。 |
屋上外断熱緑化標準断面図
次世代省エネルギー基準に準拠した断熱性能を誇る屋上緑化システムです。
特許申請中の防根断熱ボードを使用しています。
端部収まり図
植物の根から屋上面を保護するため端部には専用部材を使用します。
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施工実績
環境問題を打ち出し、省エネ博と称された「愛・地球博」でも当社の芝を採用。 屋上外断熱緑化システムは今の時代に求められる環境技術なのです。 |